コンタクトレンズを快適に装用する

コンタクトレンズと目の病気

コンタクトレンズを使うことによって起こる目の病気をご紹介します。

角膜びらん

角膜とはどの部分を指すのかというと、いわゆる黒目のところです。角膜の厚さは0.5mm程度で、角膜実質という部分を上皮とその内側の内皮で挟まれています。この上皮がコンタクトレンズが原因ではがれてしまう病気が角膜びらんと言います。通常約2週間程度で上皮細胞は生まれ変わりますので、コンタクトレンズを外して治療をすれば治りますが、そのまま放置しておくと、上皮の内側の角膜実質までが進行し、最悪の場合失明する可能性もあります。早めの治療をお勧めします。

内皮細胞の減少

目にごみが入ったときなど、痛みを感じます。そのとき角膜も傷ついていますが、角膜は再生する力を持っています。しかし、内皮細胞は神経が通っておらず、再生する力も痛みもありません。もともと、人は3000個〜4000個の内皮細胞を持っているといわれていますが、年齢を重ねると共に少なくなっていきます。コンタクトレンズをしていると内皮細胞の減少に拍車がかかり、やがて失明してしまいます。自覚症状がありませんので、眼科医の診察を受けることをお勧めします。

角膜潰瘍

コンタクトレンズによる病気で最も危険なものが角膜潰瘍です。角膜潰瘍の原因は、細菌感染、免疫反応や外傷などです。自覚症状としては、充血や目やに、そして激しい痛みを伴います。原因は角膜内部に病原体が入り込むことにより、角膜が感染を起こし角膜に穴が開いたり、瘢痕(はんこん)が治っても角膜が白濁してしまい、角膜の移植が必要になる場合もあります。この病気も最悪の場合失明する可能性があります。適切なコンタクトレンズのケアが重要です。

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